【保存版】インジェクタークリーナーの効果的成分まとめ
インジェクタークリーナーは様々なメーカーから発売されていますが、「結局どれがいいの？」と分からなくなってしまいます。
今回はインジェクタークリーナーに含まれる成分を解説していきたいと思います。
◆ガソリン車・ディーゼル車配合成分
配合成分も様々な商品が多いですが、成分が分かれば自分の求めているモノやクルマに合った商品に近づく事が可能です。
では添加剤で代表的な配合成分を見ていきましょう。
PIBA・PEA
このPEAが大体的に空き缶に表示されている商品が多いですよね。
これは、エンジン始動中の生成する沈積物除去を行う成分で何％含まれているかで、洗浄力指数になります。
PEAは「ポリエーテルアミン」の略です。非常に還元力が高く、汚れなどの隙間に入り込んで、溶かして除去します
硝酸エステル
ディーゼル車は、セタン価を向上させると自己着火しやすく、ディーゼル車特有のノッキングを解消させる事ができます。
ガソリンにおけるオクタン価と同じです。
軽油の着火性、燃焼性を改善し、ディーゼルエンジンの異常音と振動を防ぎます。
バリウム・鉄・マグネシウム・カルシウム
スラッジが増加すると排ガス中のばいじん量が増加します。
金属化合物を用いて重油の熱分解促進作用と燃焼の触媒作用を高め、ばいじんを防ぎます。
DBPC
油は酸化すると樹脂となり、潤滑性を阻害します。酸化を防ぐことで樹脂の発生を防ぎます。
ガソリン、ジェット燃料、灯油、軽油等に使用されます。
EVA
低温環境下では油の中のろう分が結晶固化し、流動性が阻害されます。
ろう分の結晶固化を防止し、油の流動点を低下させます。
脂肪酸エステル
ガソリン及びディーゼル燃料の潤滑性を向上させる添加剤
アルカリ土類金属塩
油の中の高分子物質が溶解せずに分離し、タンク底部にドライスラッジとして堆積します。
スラッジは詰まりや不完全燃焼の原因となる為、均一に分散させることで析出を防ぎます。
◆【重要】注目の成分
PEA
正式名称：ポリエーテルアミン
ハイオクガソリンには、オクタン価が高いのはもちろん、洗浄成分がPEA含まれています。
各ガソリンメーカーなどが独自名でハイオクガソリンを販売していますが、PEA成分が全て配合されています。
このPEAがエンジン内のススなどを溶かして除去するわけです。
硝酸エステル
硝酸とアルコールから生成されたものです。
芳香があり、揮発性がある液体で、爆発しやすいので取り扱い時には注意が必要です。
キレイに燃焼するので、長期間放置車や、ノッキングを起こしてしまったクルマには有効です。
◆【効果】どんな効果があるの？
そもそも燃料添加剤とは、ガソリンにタンクに入れるだけで、日頃メンテナンス出来ないエンジン内部をキレイに洗浄できるように作られているモノが多いです。
代表的な効果
1：燃費向上させる
2：カーボン除去
3：エンジン内洗浄
4：エンジン不具合を解消
5：排ガスを浄化
6：レスポンスの向上
◆まとめ
燃料添加剤は、成分が何パーセント配合されていて、どんな目的で販売されているのか？
自分はどんな症状を改善していきたいのか？きちんと判断して商品を選ぶ。
【重要成分】
ガソリン車：PIBA・PEA
ディーゼル車：硝酸エステル
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