ススなどの固着によってインジェクターが目詰まりを起こしていませんか?
P2002コードで最も多い異常がフィルターの目詰まりですが、このフィルターの目詰まりを早める原因は、インジェクターであることが多いです。
インジェクターはエンジンのシリンダー内に燃料噴射を行っている部品ですが、ノズル部分の目詰まりなど、経年劣化によって燃料噴射に異常が起こります。
燃料噴射の異常とは主に以下の3点です。
●噴射タイミングのズレ
→【インジェクター内部の可動部品へ、燃料に含まれる成分が固形化して付着し、スムーズな動きを妨げます。
その結果、正しいタイミングでの噴射が行えず、不完全燃焼を起こすのです。】
●補正量の異常
→【インジェクターの1本がノズルの詰まりによって規定量の噴射ができなくなってくると、それを補うように
他のインジェクターが噴射量を増やすようプログラムされています。この噴射燃料の変化量を”補正量”
といいます。補正量が多くなりすぎると、燃焼しきれない燃料が出てくるので、不完全燃焼を起こします。】
●噴霧形状の異常